夏フェスを仕事にすると、
休日返上はあたりまえ。
大きな会場では歩く距離も
平均2万歩以上。
実はかなりなものになる。
炎天下もなんのその、疲れ知らずで元気でいるコツはよく考えた栄養と水分補給、質の高い適度な睡眠。
元気な心で向かい合えば、来場者のうれしそうな表情、小麦色の肌の群衆にもしっかり「縁」を感じる。
すれ違うだけではなく、いつかまた誰かと会うことがあるかもしれない。
そんな予感、この不思議なときめきが心の澱を溶かし、自由にしてくれる。
群衆が無縁の人と感じる心で向かうならエンタテインメントの仕事は翳る。
どんなときも楽しむ心、弾む心で仕事と向かい合いたい。
その心意気、矜持が無くなったら、この仕事は引退すべきなのだ。
仕事仕事とはいうものの必ず忙中閑あり、夫婦で歩く、撮る、語り合う時間は捻出する。
日々のありふれたもの思いを言葉にして語り合い、歩くことで見つけた光景をメモする。
夏水仙
八重の芙蓉
心の羽根を広げ、空の高さや街は生きていることを実感する。
足元に光の粒が踊り、湿気をたっぷり含んだ風に夏盛りを味わう。
夏の日、夕凪、打ち水、団扇…、
蒸し暑さの真っ只中、気品のある白い花「夕顔」に心和む。
夜咲く烏瓜の花をスケッチするために中川土手にも出掛けてみる。
フラッシュライトで白が飛ぶが文字が浮き出るようでこれもまた楽し。
今週のお題、最近の一枚にあわせ、日記を書いてみました。
上手く撮れた写真だけが面白いわけではない。
過ごした時間を写真でゆっくり振り返る。こんなひとときもうれしい安らぎの時間である。