夫婦写真散歩のススメ

歩く速さで、街の新陳代謝や季節の移り変わりをゆっくり、丁寧に味わってみましょう。

亀戸七福神めぐり+亀戸天神(天満宮)

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年の初め、お正月(松の内)に七福神めぐり。

これまでの夫婦写真散歩では

  1. 隅田川(向島)七福神めぐり2011
  2. 隅田川(向島)七福神めぐり2010
  3. 谷中七福神めぐり2012


をご紹介しました。


久しぶりにはてな様のお告げ?=今週のお題に答え、「2012年、今年の四字熟語」は「七難即滅、七福即生」です。

亀戸七福神めぐり

江戸時代の陰陽師であり徳川家三代に仕えた名僧天海僧正がデザインし、

徳川家康に勧め、狩野探幽が画いた「七福神」。

歴史、伝統に学び、こころ穏やかに生きる、

七つの福を備えたいと思う今日この頃です。

そこで、東京七福神めぐり第三弾!亀戸七福神巡りをお届けします。

参考ウェブサイト 亀戸七福神めぐり

このページ内に亀戸七福神の地図がPDFで用意されています。

https://koto-kanko.jp/img_data/C0009_pdf.pdf

参考ウェブサイト 江東区文化観光課


JR亀戸駅をスタートにした、このコースがおススメです。まずは…、

常光院 寿老人

蔵前橋通り沿いにある常光院。歴史は古いのですが、建物は新しく清潔な境内です。

江戸六阿弥陀仏巡礼六番目の霊場案内板

江戸六阿弥陀仏巡礼六番目の霊場、詳しくはこんな案内板が理解の助けになります。


常光院大仏(露座)

ここにはこんな立派な大仏様も鎮座。

静かな裏通りを歩いていくとほどなく二番目のお寺に着きます。

東覚寺 弁財天

東覚寺は500年以上の歴史があり、亀戸不動としても有名です。

東覚寺弁天堂


ここから明治通り方向へ歩きます。

香取神社 恵比寿・大国神

亀戸大根の碑

広い境内のなかには亀戸大根の碑や

源頼朝からはじまり、創建1,300年以上の歴史がある香取神社。
勝負の時にはここで祈りを捧げた武将、剣豪も多いと聞きます。
最近では北京五輪に出場した選手の必勝祈願が話題に。

亀戸香取神社案内





門前町、香取大門通り商店街をちょっとのぞき、
町の風情を味わってから、鳥居へ戻り、裏道を歩くと

普門院 毘沙門天


樹木が生い茂る雰囲気のある境内

ここは野菊の墓の著者、小生と同郷の伊藤左千夫の墓もあります。

伊藤左千夫墓

野菊の墓―他四編 (岩波文庫)

野菊の墓―他四編 (岩波文庫)


毘沙門堂という「書」も立派です。

こんな魅力的な仏像にも出会えます。

仏像


やさしい仏像の見方 (とんぼの本)

やさしい仏像の見方 (とんぼの本)

天祖神社(福禄寿)

続いて、歴史のある神社、天祖神社に。

日本発の防災建築、天祖神社拝殿

現在の社殿は関東大震災のあと建てられたもので、日本最初の防災建築なのだそうです。

バーチャル参拝をどうぞ。


天祖神社のマイナスイオンをたっぷり浴びて、次へと歩を進めます。

龍眼寺 布袋尊


別名萩の寺とも呼ばれる龍眼寺。

水に溶けるおみくじ

松尾芭蕉の句碑、

可憐な木瓜の花


布袋尊の石像もキュートです。


ここで亀戸七福神めぐりは完歩しますが、
ここはもうひとつ東京十社のひとつ亀戸天満宮に向いましょう。

龍眼寺から見上げる東京スカイツリー


亀戸七福神めぐりには含まれませんが、有名な亀戸天神にも寄ってみましょう。

亀戸天満宮(天神)

受験生の皆さんだけでなく、こんなたくさんのご利益が…

そして豪華な社殿からもスカイツリーが。

バーチャル参拝をどうぞ。


広い境内にはひっそりと秋の七草「ホトトギス」の花や

中江兆民の碑

東洋のルソー、中江兆民先生の碑も建てられています。

一年有半・続一年有半 (岩波文庫)

一年有半・続一年有半 (岩波文庫)

亀戸天神藤祭り

亀戸天神は藤祭りや

亀戸天神菊祭り

菊の季節も楽しいものです。




また受験シーズンの神頼み、菅原道真公に祈願するなら亀戸へ。

我が家は必ず参拝の後に船橋屋さんのくずもちをいただきます。

しっかり運動したあとは甘味で疲労回復!いかがですか?