終戦記念日がお盆と重なっている因果をしみじみと思う夜。
今日は自民党支持者、民主党支持者、双方の方々と懇談する機会を得た。
まず話を聞く。人生の先輩たちのご意見を徹底的に伺う。
60歳〜87歳と幅広い年齢層の方々である。
政治に対する真剣なまなざし、思い、矜持。
この国の来し方行く末を考える姿勢に強く胸を打たれた。
愛する家族を失い、または貴重な知己を失う。
その悲しみを乗り越えて、文字通り風雪に耐え、人は大人になる。
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激しい挫折、敗北。屈辱、汚辱、恥辱、誤解、偏見。
諸先輩のさまざまなご意見にそれぞれの激しく生きた人生の光と影が
色濃く反映されていることもおぼろげに理解できたような気もする。
とにかくひたすらに平身低頭、謙虚に話を聞く。真剣に向かい合う。その姿勢を崩してはならないと思う。
これこそ大人としての矜持として最も大切なのだと、
心のど真ん中できちんと思っていないと大切なことが見えてこない。
昨日のY世代とはあまりにも対照的な本物の大人との対話に身が引き締まる思いがする夜である。
そしてまた田中角栄氏について考える。