夫婦写真散歩のススメ

歩く速さで、街の新陳代謝や季節の移り変わりをゆっくり、丁寧に味わってみましょう。

春爛漫、業平、言問、根岸、入谷、湯島、上野不忍池、浅草散歩。

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noir5552010-04-14

4月11日(日)、

気温22度を超え、春爛漫の陽気。

我が家も週末の貴重な晴れ

仕事三昧では味気ないとさっさと身支度。


午後は夫婦写真散歩。

今日はコンデジ(LEICAレンズ)くんと

NIKON NEW FM2(マニュアル)二台体制で出撃。

この落差が我が家風味。


まずは業平、北十間橋あたりへGO!

いました、いました東京スカイツリー工事現場見物客。

凄い数、人でごった返すとはこのこと。11日(日)現在338m。

ちなみにさきほど、ふもとでチェックしたら、349mまで成長していました。

しかしゴールは634m、まだまだです。おそるべし、東京スカイツリー。

押上駅前でまず一枚。

で、さらにバス通りへ出てもう一枚。

ぐるっとまわって業平橋からもう一丁。

今日はこのまま言問橋まで一気に歩き、牛島神社前。

チューリップがもう咲き終わりそうです。そんな姿を一枚。

脳内BGMはステファン・グラッペリ(Stéphane Grappelli)。


パリのエスプリ、江戸の粋、どこか相通ずる、

こころの働きかたがあるような気がします。


優れた音楽的才能にジャンル分けは不要。

ミシェル・ルグランとの共演が最高クールです。

おもいでの夏

おもいでの夏

  • アーティスト: ミシェル・ルグラン&ステファン・グラッペリ,ミシェル・ルグラン,ステファン・グラッペリ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2005/06/22
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ミシェル・ルグランのライブ音源はとても貴重。

↓これは名盤中の名盤、アナログレコード、CD、CD(デジタルリマスター)と3枚持ってます。

ルグラン・ジャズ

ルグラン・ジャズ


そんな脳内BGMのおかげか?軽快に言問橋から春のうららの隅田川を一枚。

花見客、凄い数でした。

満開からやや散りはじめたこの刹那、今年のさくらを惜しむように眺めます。

言問橋を渡りきり、振り向けば東京スカイツリー。

見上げれば八重桜も咲き始めています。

今日はこのまま言問通りから下谷まで一気に。

というわけで下谷三丁目、案外健脚、日頃鍛えますからね、我が夫婦(笑)。

ガンガン歩いたら、お腹もスキマスイッチ。

その前に我が同志Kくんのお母さんの病平癒を願い、三島神社にお賽銭と祈り。


根岸到着ということで、レストラン香味屋さん(根岸本店)で、洋食弁当(三段重ね)をいただきます。

レストラン香味屋

食べログ レストラン香味屋

とっとと食べ終え、すぐに歩き始める我が夫婦。

おそれいりや(入谷)の鬼子母神でもK家、母の病気平癒を願い、お賽銭と祈り。

「大丈夫、神様は喧嘩せん!」と我が家のご主人様(嫁)。


さあ、ご主人様、上野目指しますか?


ということで道端の乙女椿や

サイネリヤをメモしつつ、

健脚夫婦、上野松坂屋へ到着。

ここでお目当ての「ふるや古賀音庵」の豆大福を調達。

豆大福好きのかた、群林堂、岡埜栄泉、豆大福の名店数あれど、

群林堂

食べログ 群林堂


ここの豆大福は小さめながら、スッキリとした上品な甘さ、口どけがたまりません。


本店は渋谷区幡ヶ谷、日本橋三越、玉川高島屋さんにも出店しています。

ふるや古賀音庵 幡ケ谷本店

食べログ ふるや古賀音庵 幡ケ谷本店

湯島白梅商店街を抜け、

お箸でも切れるおいしいとんかつ「井泉」本店前通過。

組紐の道明さんの前を抜け、

藪の真髄は池之端にあり!と勝手に激賞している我が夫婦が通う名店の前を通過。

さらに旧岩崎邸庭園方向へ。

足元にはシャガ(射下、アヤメ科の多年草)を発見。

現在地はこのあたり↓とばかりに一枚。

横山大観記念館裏を抜け、

さくら舞い散る不忍池へ。

これはまた満員電車並みの大混雑、池のボートも周辺も。

長居はせず、ぐるっと回って、

八重桜のアップを一枚。

だいぶ雲の流れが早くなり、

北東からの冷たい風が吹き始めたので、

お天気が崩れる前に歩けるだけ歩こう。

というわけで、上野駅をさっさと抜け、田原町方向へスタコラサッサと歩きます。


旧松葉町近くでライラックをメモ。

東本願寺裏を抜け、浅草六区へ。


脳内BGMは「How High the moon」


今日はどこも人でいっぱい、ということで、テンポアップ、一気に本所吾妻橋。

アサヒビール炎のオブジェを仰ぎ見たところで、歩くスピードはスローダウン。


ミシェル・ぺトルチアーニとステファン・グラッペリの貴重な共演から「Misty」が脳内BGM。

名曲「These foolish things」。二人のほんとうに貴重な共演ライブ音源で。

ライヴ・アット・ブルーノート東京

ライヴ・アット・ブルーノート東京

  • アーティスト: ミシェル・ペトルチアーニ,アンソニー・ジャクソン,スティーヴ・ガッド
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あたりはすっかり暗くなったものの、向島二丁目まで歩き、


あとは都バスに乗って荒川渡り、あっという間に立石到着。


春爛漫、散り行くさくらを眺め、

脳内BGMはステファン・グラッペリ中心に?歩いた24,798歩の一日でした。