2009年(平成21年)12月12日(土)
鳩山由紀夫総理大臣が
わが街立石にやってきた。
鳩山総理に同行したのは、
仙谷由人行政刷新担当大臣、
松井孝治官房副長官、
中山義活首相補佐官(台東区が地盤)、
立川流一門、立川左談次師匠、立川談四楼師匠、
地元葛飾区区議から国会議員(比例復活)になった早川久美子議員などと
立石仲見世商店街を取材陣、警備体制も大掛かりで視察したとのこと。
立川キウイさんのブログにもその辺のことが写真入りで書かれています。
朝日新聞社(asahi.com)の記事:「この立石の商店街、元気あるよね」12日の鳩山首相によると…
「最後はこの立石の商店街、元気あるよね。なんか、人情があるなっていう感じがしました。みんな暖かく鳩山がんばれよって今も声が飛んでますけど、そのぐらい暖かい思いで。しかし、一生懸命やりながら、必ずしも商店街自体どんどん繁栄しているっていう状況でもないと思う。こういう商店街こそ、日本人の原点だと思いますから、こういう商店街が地域のみなさんのためにさらに明るい気分をもってね、働いていけるような、そういう場にしていけるように、絆のある世の中にするようにがんばりたい。そう考えます」
立石グルメの王道、もつやき五大名店のひとつ、なかでも横綱格の「宇ち多゛」で
名物「寶焼酎の梅割り(梅エキス?=シロップで割ったもの)」やだいこんのお漬物や
もつ焼きを味わったとのこと、新聞記事によるとここで鳩山総理ご一行「軽食」とあります。
鳩山総理も味わった焼酎の梅割りはチェイサーに炭酸が欲しい下町の酒都「立石」を代表する飲み物。
下町の酒都名物、元祖ハイボール、下町ハイボールとは違う、三杯を限度として味わいたい逸品。
もつ焼き「宇ち多゛」にはじめて行くなら、まずこのウェブサイト↓へ訪問してみてください。
「宇ち入り倶楽部」。
個人HPとして1998年開設、いまでは地元民からも愛され、遠方のファンの間でも頼りになると評価の高いサイトです。
熟読すれば宇ち入りの心得、メニュー、注文の仕方(焼き具合・味付けなど)、店内での作法(マナー)が分かります。親切丁寧な解説がありがたい素晴らしいホームページです。
愛情深く、シンプルかつ丁寧なサイト作り、コンテンツもよく整理され、しかも内容の深さが光ります。個人ホームページの素晴らしいお手本じゃないでしょうか。
- ジャンル:もつ焼き
- 住所: 葛飾区立石1-18-8 仲見世商店街
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- (写真提供:電子音)
さて、下町の酒都「京成立石」では元祖ハイボール、下町ハイボール、呼称さまざま…
焼酎の梅エキス割り、ホイスハイボール、このあたり=下町でしか見かけないものがあります。
我が家の合言葉は「とりあえずボール」。
いずれも飲み口、喉越しさわやかなので、くれぐれも飲み過ぎにはご注意を。腰が抜けます(笑)。
余計なお世話ですが、泥酔、絡み酒、忘我はいかんです。
マナーの分からぬ無粋な輩は下町の酒都には立ち入るべからず、ですよ。
日・祝定休です。平日も昼間から行列する名店で、土曜は夕方に売り切れることもあるので、要注意です。
年末年始のお休みは12月28日から1月6日まで…だそうですよ。
宇ち入り目当てで立石を訪れて、万が一入れなくても、「宇ち多゛」のすぐおとなりに立石もつ焼き五大名店のひとつ「ミツワ」もあるし、ちょっと歩けば「江戸っ子」もある。
- ジャンル:もつ焼き
- 住所: 葛飾区立石1-18-5
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- (写真提供:グズベリー)
- ジャンル:もつ焼き
- 住所: 葛飾区立石7-1-9
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:toshiki 100%)
ちなみに「ミツワ」は年末12月29日(火)まで営業しています。日曜日定休。
そこで振り返って数えてみる下町の酒都「立石」に住む私の出撃頻度ベスト10
(立石、四つ木、お花茶屋編)2001〜2009
1位 えびす(四つ木)・・・我が人生において並ぶものなき大衆酒場の名店、最強の「コの字酒場」。
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 葛飾区四ツ木1-28-8
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- (写真提供:かにてん)
- ジャンル:焼鳥
- 住所: 葛飾区東立石4-55-2
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- (写真提供:いったつ)
- 炭火焼きとり 簾をぐるなびで見る | 亀有・青砥の焼き鳥をぐるなびで見る
4位 大門(立石)・・・マスターの人柄に魅かれ、すっかり夫婦で常連。下町ハイボール、もつ焼きもうまし。下町の良さ、人懐っこい常連さんで素晴らしい空気が作られる名店。
- ジャンル:もつ焼き
- 住所: 葛飾区立石3-29-3
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- (写真提供:ショテマエ)
- ジャンル:もつ焼き
- 住所: 葛飾区立石7-1-9
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- (写真提供:toshiki 100%)
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 葛飾区立石7-2-11
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- (写真提供:キャノンデール)
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 葛飾区宝町2-36-8
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- (写真提供:21st Century Schizoid Man)
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 葛飾区宝町1-10-13
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- (写真提供:おおおやぶん09)
- ジャンル:もつ焼き
- 住所: 葛飾区立石1-18-5
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- (写真提供:グズベリー)
なんと宇ち入りはベスト10に入らず、これには極私的な理由があって、平日19時過ぎるともう暖簾が下がっていることもあるし、土曜日も休みを取れることがなくなり、土曜といえど14時過ぎから呑める状態になることがなくなったことが最大の原因…、悲しいかな、訪問回数は減ってしまいました。
さあ、さらに下町の酒都「立石」を紹介していきますよ。
肉好きなら月見ざぶとんは食べずにはいられない「牛坊」
(ランチメニューも充実、昼間からビールといきたい)
- ジャンル:焼肉
- 住所: 葛飾区立石4-26-12
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- (写真提供:toshiki 100%)
日本酒加茂緑をチビリチビリと味わいながらいただく湯豆腐が忘れられない「大林酒場(閉店)」
駅近く激戦区で光る大衆酒場もつ焼き五大名店のひとつ「三平」、
- ジャンル:居酒屋
- 住所: 葛飾区立石4-27-16
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- (写真提供:電子音)
地元民に愛される「鳥広」(2010年元日から営業はありがたい)
メニューの豊富さ、〆のラーメンもたまらない「鳥久」
- ジャンル:焼鳥
- 住所: 葛飾区立石4-27-16
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- (写真提供:めいぷる)
本格派だけど開店しているかどうかが分からない呑んべ横丁にある「おでんや」
いぶし銀の魅力「ホルモン屋」
- ジャンル:もつ焼き
- 住所: 葛飾区立石1-22-8
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- (写真提供:ひろ・すこーるず)
- ジャンル:立ち飲み居酒屋・バー
- 住所: 葛飾区立石1-22-6
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- (写真提供:モービー)
鶏の味わい深さは天下一品、駅からは遠いが隠れ家的名店「鳥平(奥戸)」
- ジャンル:焼鳥
- 住所: 葛飾区奥戸2-5-12
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- (写真提供:ショテマエ)
二毛作ホームページ http://www.katsushika.co.jp/sakae/
- ジャンル:おでん
- 住所: 葛飾区立石1-19-2
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- (写真提供:toshiki 100%)
- ジャンル:鳥料理
- 住所: 葛飾区立石7-1-3
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- (写真提供:ミニーちゃんパパ)
お寿司屋さんなら、立ち食い「栄寿司」が有名ですが、大人のあなたには、奥戸街道の「すし屋の健太」でゆっくり楽しむことをおススメします。立石価格でのんびり味わって欲しい鮨職人の腕前。にぎりはもちろん、軍艦や巻物の海苔がこれぞ本物の味、絶品です。
健脚自慢のあなたなら、範囲を広げて駅から徒歩15分、立石二丁目の名店インド・パキスタン料理「カラチ」、
スーパーホルモン、極上ロース、下駄カルビ、ご飯ものも絶品!焼肉三千里立石店、
- ジャンル:焼肉
- 住所: 葛飾区立石2-13-6
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- (写真提供:デラホーヤ)
開店時間が早朝と夕方というタクシー会社御用達、知る人ぞ知る、隠れた名店、焼き鳥「あおき」。
定食もお惣菜も日替わりのお弁当に入っているおかずが楽しみ、家族経営のあたたかさと安さにビックリ「倉井ストアー」などなど・・・
- ジャンル:定食・食堂
- 住所: 葛飾区立石2-18-4
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:ふつぬし)
パッと思いつくだけで枚挙に暇がないほど、うまいお酒が飲めて、おいしい料理の名店ひしめく下町の酒都「立石」。大規模(大箱)チェーンもあるものの、そこは若者に任せておきましょう。レンジアップ調理や冷凍食品はもういいでしょう、大人は。
家族経営、個人経営の名店がこれだけ元気な街なので、それをじっくり味わいたい方、昭和の香りを楽しみたいという方や見知らぬ人とも友好的に楽しい酒が飲める方は、大人数でなく、3〜4人を限度として出掛けるのが、立石流。もちろん大人のあなたなら一人酒(ソロ)も楽しめます。お財布にやさしい立石価格が待ってます。
- ジャンル:中華料理
- 住所: 葛飾区立石7-1-13
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- (写真提供:R246のかっちゃん)
- ジャンル:中華料理
- 住所: 葛飾区立石1-16-16
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:kaz-s667)
- ジャンル:餃子
- 住所: 葛飾区立石4-25-1
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:bunbuncamera)
洋食なら浅草ヨシカミも真っ青、メニューすべてが抜群に美味しい洋食工房ヒロ。
- ジャンル:洋食
- 住所: 葛飾区立石1-6-1
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:ニ自らの番長)
沖縄料理なら「沖味亭」、板前さんの腕が光る内藤大助元チャンピオン所属宮田ジム裏「いなとり」。
- ジャンル:沖縄料理
- 住所: 葛飾区立石7-24-6 1F
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:南十字輝)
蕎麦なら、まずイの一番にそば厨「やなぎや」、江戸東京そばの会「玄庵」、法事や会合にも使え、セットメニューが豊富でいつも迷う「兎月本店」、冷やしメニューも抜群「鳴子庵」、蕎麦屋のうまいカツ丼食べるなら「本田更科」蕎麦ももちろん美味。バス通りの「越後屋」さんも忘れちゃいけませんね。
- ジャンル:そば
- 住所: 葛飾区立石3-30-6
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:大人のかつしか探訪)
- ジャンル:そば
- 住所: 葛飾区東立石3-24-8 かいづかビル 2F
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- (写真提供:toshiki 100%)
- 手打そば処 玄庵をぐるなびで見る | 亀有・青砥のそばをぐるなびで見る
うなぎなら天然モノが味わえる「高砂家」、うどんなら人にはあまり教えたくない名店「むぎや」、ああ、ホントに甲乙付け難い。
- ジャンル:うなぎ
- 住所: 葛飾区立石4-3-14
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:aki-shima)
- うなぎ専門店 高砂家をぐるなびで見る | 亀有・青砥のうなぎをぐるなびで見る
- ジャンル:うどん
- 住所: 葛飾区立石1-11-4
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:アヤ0817)
うどんといえば、梅田小学校近くの「真理庵(閉店)」にはもう一度再開して欲しいが、叶わぬ思いか。
巣鴨の古奈屋にもひけを取らぬうまさが光ったカレーうどんとひじきが入った大ぶりの焼きおにぎりが恋しい。
- ジャンル:カレーうどん
- 住所: 豊島区巣鴨3-37-1 鈴越コーポ 1F
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- (写真提供:Longlong)
外食=25兆円産業、中食=7兆円産業、チェーン店、個人店ひしめくなか、個人店がこれほど元気に頑張っている街「立石」。
消費不況、嗜好の分散化、多様化、どうすれば人=お客さんを喜ばせることができるか?
ホスピタリティとは何ぞや? この街にはそのヒントがある。
愛知屋のコロッケ食べて、栄寿司でちょっと鮨つまんで、今日はどの酒場へくり出そうか。
- ジャンル:コロッケ・フライ
- 住所: 葛飾区立石1-19-4
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- (写真提供:黒毛和牛太)
あれこれ悩みながら歩く、楽しい時間。そんな土曜日が恋しい今日この頃です。半村良先生が「下町の酒都」と名づけたこの町(京成立石)の奥深さと時代に媚びず、人間味溢れる猥雑な街の魅力をぜひ味わってください。昭和の麗しき名残と共に。
- ジャンル:立ち食い寿司
- 住所: 葛飾区立石1-18-5
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- (写真提供:toshiki 100%)
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